最近読んだ本の中から、今日はこの1冊。
梨木さんの作品は初めて読みました。
『家守綺譚』 梨木香歩
学生時代に亡くなった親友の実家に住むことになった「私」。
ある夜、床の間の掛け軸から亡き友が現れて言った
― サルスベリのやつが、おまえに懸想をしている ―
草木や花、獣、河童、小鬼等々と「私」の日常。
素敵な本を紹介しようというのは非常に、非常〜に難しいですね。
不思議なモノ達が次々と現れるのに、なんと自然で、なんと穏やかなのでしょう。
ちょっと古風な言い回しや、綺麗な日本語にうっとりです。
私は特に前出の 「サルスベリのやつが、おまえに懸想をしている」 に、うっとりです。
この作品を読むと、何だか自然を愛でたくなります。
ずっと余韻に浸っていたくなる、素敵なお話でした。